COLORSとは?

COLORSは斬新ながらもミニマルな、ベルリン発の音楽プラットフォームです。ユーチューブの登録者数は270万人、総再生回数は6億8千万回(2019年2月現在)となっています。ユニークな新参アーティストをフィーチャーし、そのオリジナルサウンドをプロモートしているメディアということになります。

COLORSの動画はどんな感じ?

COLORSのすごさは、もしかしたら一つのYOUTUBE動画を観るだけで感じ取れるかもしれません。アンダーグラウンドなアーティストもフィーチャーしているという点ではシアトルのラジオ局KEXPにも通ずるところがありますが、COLORS最大の特徴としては、一色の空間でライブパフォーマンスが行われることです。


 (Daniel Caesar)

その色はアーティストごとに異なり、COLORSのパフォーマンスリストをスクロールすると、なんともカラフルになります。バンドが登場することもありますが、一人のアーティストが天井から吊り下がるマイクに向かって歌うスタイルが多く、一色の空間も含め実にミニマルです。しかしパステルからくすんだ色まで、特徴的な色の空間が多いために、洗練された現代的な印象も強いです。

一応色テーマに基づいたプレイリストもあるみたいです。「CREAM」が”Rhymes & Beats”で鮮やかめの空間でビートやフロウに注目のパフォーマンスが、「JADE」が”Smooth”で滑らかな感じやチル感・グルーブ感などに重きを置いたパフォーマンスになっています。気分に合わせて複数のパフォーマンスを続けて楽しむのもアリですから、COLORSのチャンネルからそれぞれのプレイリストを再生してみてください。

COLORSの魅力とは?

COLORSはユニークなアーティストを取り上げるので、COLORSで知ったアーティストをのちに掘り下げていくことは、もはや音楽愛好家にとっては日常茶飯事かもしれません。ユニークなニューカマーをフィーチャーしているCOLORSを通して、「今の音楽」というものを知れるわけです。なんなら、新しい音を求めてCOLORSの動画を意識的に観に行くことさえあるほどです。そして、それを習慣的に行ってしまうようになって、カラーズまみれになってしまえばいいんです。


(Jorja Smith)

また、最初にライブパフォーマンス動画を観て真のポテンシャルを知れることで、好きかどうかはっきり分かることもあるでしょう。もちろん音源だけ聴いていたアーティストの、ライブ動画を観たり実際にライブに行ったりしてより夢中になることもありますが、逆もまた然りです。それに、後者のケースは「幻滅」に繋がることも少なくないですからね。まあ、この点は他の音楽チャンネル・ラジオチャンネルにも通ずる点ですが、COLORSはミニマルな環境なので特にヴォーカルに集中して聴けそうです。あとは、ジェスチャーとか顔の表情とかにも注目しちゃいます。

COLORSでの好きなパフォーマンスは?

Navajo – Masego

COLORSでのパフォーマンスは基本的にどれも何かしらの発見や感動があるものですが、特に度肝を抜かれたものをここでいくつか取り上げておきたいと思います。まずは、2月に東京代官山UNITに来るマセーゴ(Masego)

 

サックスを家に忘れたとかほざいて、いきなりネックレスのサックスを吹き始めるんです。だいぶ、わいてますよね。Masegoの代官山のライブ、クソほど楽しみになっています。ジャズやファンク、ヒップホップなど色々な影響を感じ取れるその音楽性を、マセーゴ自身は「トラップハウスジャズ(TrapHouseJazz)」と形容しています。FKJのコラボ”Tadow”でバズった彼ですが、その動画は現在Youtubeで1億回以上再生されています。そしてこのCOLORSの動画の再生回数も25000万回以上再生されており(2019年2月現在)、COLORSの動画の中でも特に人気のものとなっています。

 Working Out – J.I.D

ここ二、三年で台頭してきたニュースクールラッパーの中でも特に注目度が高い、J.I.D(ジェイ・アイ・ディ)。彼のラップスキルが高いことはおそらく誰しもが認めるところですが、そのスキルを存分に楽しめるのがCOLORSでの”Working Out”のパフォーマンスです。

高い声と淀みないフロウ。ケンドリックラマーとも比較される若き才能は、2018年に”DiCaprio 2″をリリース、批評家たちにも高く評価されました。アディダスとFly Emiratesのコラボサッカージャージシャツってのもいいですよね。このAdidasのサッカージャージでは他にも、GunnaなどのアーティストがCOLORSでパフォーマンスをしています。そう、COLORSではミニマルな環境だからこそファッションにも注目しちゃいます。

Justine’s Interlude – GoldLink

ファッションといえば、GoldLinkにも注目です。2018年・2019年ともにグラミーにノミネートされたGoldLink。今回のグラミーではクリスティーナ・アギレラとのコラボ曲で”Best Rap/Sung Performance”部門でノミネートされています。エレクトロニックやジャズフュージョンをうまく取り入れつつ、チル系のラップをしてくれるので日本人向きかなと思います。

そしてこのCOLORSでのパフォーマンスは、まずタックインスタイルに注目しなくてはなりません。グレーの空間に白シャツをダメージデニムにタックインしたGoldLink。スタイリッシュっぽっぽ。

Thug Tears – JPEGMAFIA

GoldLinkとはコーデも音楽性も対照的なのが、ボルチモアの問題児で愛称はペギーの、JPEGMAFIA。 Anthony Fantano(The Needle Drop)もPitchforkも2018年のアルバム”Veteran”を高く評価していました。反抗的であり問題児的な音楽性ながらも、エクスペリメンタルであり、かつしっかりまとまっている彼のヒップホップからは凄まじいエネルギーを感じます。

そんな彼のエネルギーは、COLORSでのパフォーマンスからもはっきりと感じ取れます。空軍に所属しており日本に滞在していたこともあるペギーの音楽は、間違いなく唯一無二のものであり今後とも注目していかざるを得ません。

Lightenup – Parcels

確実にビー●トルズの影響を受けていそうな5人組バンド、 Parcels。オーストラリアはバイロン・ベイで結成されたバンドですが、現在はCOLORSの本拠地でもあるベルリンに拠点を置いて活動しているそう。そして、所属レーベルはあのKitsuné(キツネ)。2017年のシングル”Overnight”は、ダフトパンクがプロデュースしたことでも話題となりました。

GoldLinkもそうですが、結局佐藤はタックインが好きなだけなんでしょうか?インしてたら、それだけでもう素敵だという偏見。それにしてもParcelsの軽快なギターサウンドはたまらないですね。70年代からの影響を、親しみやすいエレクトロポップに仕上げている感じです。このLightenupという曲は、 BPMもちょうどよすぎます。

この他に、DPR LIVE Colde、Phum Viphurit、Jojiなどアジア人アーティストのパフォーマンスも観れるので、ぜひCOLORSをサブスクライブして、ユニークなパフォーマンスを楽しんでみてはいかがでしょうか?COLORSによって、もっと洋楽が詳しくなり洋楽が好きになること間違いなしです!

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